葬儀のあと

一周忌・三回忌・七回忌はいつ?年忌法要の数え方と亡くなった年別の早見表

更新 文 みおくり手帖 編集部

この記事の要点

  • 一周忌は満1年、三回忌は満2年、七回忌は満6年。回忌は満年数に1を足した数です。
  • 最後の法要(弔い上げ)は三十三回忌とする宗派が多く、五十回忌とすることもあります。
  • 日程は祥月命日か、それより前の土日などに繰り上げて営む慣習があります。
目次
  1. 満年数と「回忌」がずれる理由
  2. 年忌法要の一覧
  3. 没年別の早見表(2020〜2026年に亡くなった場合)
  4. 最後の法要「弔い上げ」
  5. 日程の決め方
  6. 神式・キリスト教式の場合

一周忌は亡くなってから満1年、三回忌は満2年、七回忌は満6年の年に営みます。三回忌からは「回忌」の数が満年数より1つ多くなります。亡くなった年を1回目と数えるためです。2025年に亡くなった場合、一周忌は2026年、三回忌は2027年、七回忌は2031年です。

この記事では、回忌の数え方と、2020〜2026年に亡くなった人の早見表をまとめました。最後の法要(弔い上げ)と日程の決め方も説明します。命日から日付まで知りたい方は、法要日程の計算ツールをお使いください。

満年数と「回忌」がずれる理由

一周忌だけは「周忌」で、亡くなってから満1年の日(祥月命日・しょうつきめいにち)に営みます。三回忌からは「回忌」で数えます。

天台宗は、亡くなった日を「一回忌」と数えると説明しています。そのため、満1年が二回目の命日、満2年が三回目の命日、つまり三回忌になります。浄土宗も、仏事では数え年を用いるので、二年目が三回忌、六年目が七回忌になると説明しています。

ポイント

迷ったら「回忌の数から1を引いた年数」が満年数です。七回忌なら満6年、十三回忌なら満12年です。

年忌法要の一覧

浄土宗と天台宗の説明をもとに、主な年忌法要をまとめました。例は2026年に亡くなった場合です。

法要 亡くなってから 例:2026年没
一周忌 満1年 2027年
三回忌 満2年 2028年
七回忌 満6年 2032年
十三回忌 満12年 2038年
十七回忌 満16年 2042年
二十三回忌 満22年 2048年
二十七回忌 満26年 2052年
三十三回忌 満32年 2058年
五十回忌 満49年 2075年

浄土宗によると、五十回忌のあとは五十年ごとに法要を営みます。真宗大谷派も、地域によってはこのほかの年忌を営む場合があるとしています。どの年忌を営むかは、菩提寺に確かめてください。

没年別の早見表(2020〜2026年に亡くなった場合)

亡くなった年ごとに、年忌法要を営む年をまとめました。

一周忌・三回忌・七回忌

亡くなった年 一周忌 三回忌 七回忌
2020年(令和2年) 2021年 2022年 2026年
2021年(令和3年) 2022年 2023年 2027年
2022年(令和4年) 2023年 2024年 2028年
2023年(令和5年) 2024年 2025年 2029年
2024年(令和6年) 2025年 2026年 2030年
2025年(令和7年) 2026年 2027年 2031年
2026年(令和8年) 2027年 2028年 2032年

十三回忌・十七回忌・二十三回忌

亡くなった年 十三回忌 十七回忌 二十三回忌
2020年 2032年 2036年 2042年
2021年 2033年 2037年 2043年
2022年 2034年 2038年 2044年
2023年 2035年 2039年 2045年
2024年 2036年 2040年 2046年
2025年 2037年 2041年 2047年
2026年 2038年 2042年 2048年

二十七回忌・三十三回忌・五十回忌

亡くなった年 二十七回忌 三十三回忌 五十回忌
2020年 2046年 2052年 2069年
2021年 2047年 2053年 2070年
2022年 2048年 2054年 2071年
2023年 2049年 2055年 2072年
2024年 2050年 2056年 2073年
2025年 2051年 2057年 2074年
2026年 2052年 2058年 2075年

2026年に営む法要は、2025年没の一周忌、2024年没の三回忌、2020年没の七回忌です。

最後の法要「弔い上げ」

年忌法要を締めくくる最後の法要を「弔い上げ(とむらいあげ)」と呼びます。真宗大谷派の三宝寺は、三十三回忌を弔い上げとする宗派が多いと説明しています。浄土宗も、古くから三十三回忌か五十回忌が済むと、亡くなった人は「先祖になる」と信じられてきたと紹介しています。天台宗は、五十回忌や百回忌を営む例もあるとしています。

三宝寺は、近年の傾向にも触れています。家族の事情も考えて、七回忌・十三回忌・十七回忌あたりで弔い上げとする家が増えつつあるそうです。何回忌で区切るかに、全国共通の決まりはありません。

補足

浄土真宗には弔い上げの考え方はありません(三宝寺)。浄土真宗本願寺派は、法事を亡き人のためではなく「私のため」に仏法を聞く場と説明しています。そのうえで「五十回忌でおしまい」ではないとしています。

日程の決め方

年忌法要は、祥月命日(亡くなった月日と同じ日)に営むのが本来の形です。ただ、平日は親族が集まりにくいため、祥月命日より前の土日や祝日に営むことがよくあります。霊符山尊星王院は、法事は繰り上げることはあっても、日を過ぎてはいけないとされていると案内しています。

日程を決める手順は次のとおりです。

  1. 早見表で、法要を営む年を確かめる
  2. その年の祥月命日の曜日を調べる
  3. 祥月命日か、その前の土日などで候補日を出す
  4. 早めに(2〜3か月前など)菩提寺に都合を聞く
  5. 会場・会食を予約し、親族に知らせる

回を重ねるごとに、家族中心の小さな法要にしていく家もあります。規模に決まりはないので、家族で決めてかまいません。

神式・キリスト教式の場合

神式では、仏式の年忌法要にあたるものを「年祭」といいます。神社本庁によると、年祭は満1年、3年、5年、10年、以降10年ごとに行います。50年目の「まつりあげ」で故人のおまつりを終えます。神式は満年数で数えるので、三年祭は満3年です。仏式の三回忌(満2年)とは1年ずれる点に気をつけてください。

キリスト教式では、記念の集いの時期や形が教会によって違います。所属する教会に相談してください。

四十九日までの数え方は四十九日の数え方で、四十九日法要の準備は四十九日法要の準備と当日の流れで説明しています。

よくある質問

三回忌は亡くなって何年目ですか?

亡くなってから満2年の年に営みます。2025年に亡くなった場合、三回忌は2027年です。回忌は亡くなった年を1回目と数えるため、満年数に1を足した数になります。

七回忌は何年後ですか?

亡くなってから満6年の年です。2020年に亡くなった場合、七回忌は2026年になります。十三回忌は満12年、十七回忌は満16年の年です。

一回忌と一周忌は同じですか?

満1年の法要は、一般に「一周忌」と呼びます。天台宗は、亡くなった日を一回忌と数えると説明しており、この数え方では満2年が三回忌になります。「一回忌」が一周忌の意味で使われることもあるので、案内状などで日付を確かめてください。

年忌法要は何回忌まで営みますか?

決まりはありません。最後の法要(弔い上げ)は三十三回忌とする宗派が多く、五十回忌とすることもあります。浄土真宗には弔い上げの考え方はありません。家族の事情に合わせて、菩提寺と相談して決めてかまいません。

出典・参考にした資料

  1. 葬儀と供養について天台宗(2026-10-07 確認)
  2. 法話集 No.49 年回の数え方がわからないのですが天台宗(2026-10-07 確認)
  3. よくあるご質問(年回法要とはなんですか?)浄土宗(2026-10-07 確認)
  4. よくあるご質問(法事は何回忌まで?)浄土真宗本願寺派(2026-10-07 確認)
  5. 葬儀・法事・お墓のこと(法事・年忌法要)真宗大谷派(2026-10-07 確認)
  6. 法事は何回忌までやれば良いのでしょうか?真宗大谷派 三宝寺(埼玉県春日部市)(2026-10-07 確認)
  7. 49日・法事霊符山 尊星王院(2026-10-07 確認)
  8. 神葬祭神社本庁(2026-10-07 確認)

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